色々理解も出来て来て
- 2023/11/03 08:45
うちの斜め向かいの、木造3階建て住宅の支持杭施工、どうして自走式の杭打機で杭を施工したのか?考えて分かりました「道路が狭いので、履帯式の杭打機を搬入出来なかった、これが理由でしょうね、で、自走式の杭打機の、支持杭の打ち込み能力が”メートル単位の厚みのある、地耐力が5トン前後以上ある地層に支持杭が当たれば、この地層を突き破った上に、土圧を受けながら、更なる地下に支持杭を打ち込む事が無理”と言う理由により」
自走式の杭打機を使った、支持杭の打ち込み施工を取ったのでしょう、で、通常の?支持杭施工と同様に「8メートルの長さの支持杭を搬入して、自走式の杭打機で打ち込んだのですが”メートル単位の厚さが有り、5トン前後の地耐力が有る地層、地下約5~6メートルにぶつかり、8メートルの長さの支持杭を、それ以上ちこむ事が困難となって”なお、8メートルの長さの支持杭は、地上2メートル位飛び出て、打ち込みを止めて居ましたので」
杭打ち施工を、8メートルの支持杭と、6メートルの支持杭を入れ替えて、6メートルの支持杭の施工に切り替えた訳ですね、現場でこれしか、現実に支持杭施工が出来ない結果です。
ですが「地下約5メール前後の地層の地耐力は、この辺りだと”3,5トン~5,5トン~せいぜいが6トンの部分も有ったりする、地層ですから”国土交通省告示の地耐力の段階で、不足している訳ですね」
木造3階建て住宅と、RCの建物は「支持杭が、木造1,2階建ての確認審査なし、と異なり(向かいの家が建った時は、まだ木造3階建てもRCの建物も、建築審査項目外でした)強い地耐力が求められるんですけれど、この時は審査項目外ですし、物理的にこれ以上の支持杭施工、無理だった訳で」
ですが「この事実で分かる通り”支持杭を打ち込んでの、2階建て以上の建物の施工”であれば、地耐力を満たした施工、物理的に無理と言う事ですね、どうにかして、国土交通省告示の地耐力を満たすのであれば、砕石転圧方式の、支持層造り、と言う工法が有ります、が」
相当の騒音、振動が発生します、近隣への被害発生の可能性が、事前に予見される工法です。
ずっと近隣の、住宅の施工を見て、重要な事項を確認して来て居れば、物理的な工事方法について、理由も分かる訳です。
スエーデンサウンディング式の地質調査結果、地下10メートルまでが限界、の調査の結果だと「この辺りの地層、全く国交省告示地耐力は満たせませんよ、泥炭地の場所では、この地質調査書の調査結果で”必要な地耐力は、そもそも満たせない”と立証されている訳です」